石膏ボードを床材に使うリスクとは?衝撃や湿気に弱い理由を解説
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床材選びにおいて、コストや手軽さから建材の転用を検討される方もいらっしゃるかもしれません。
特に、比較的安価で入手しやすい石膏ボードを床に敷くことは可能か、という疑問を持たれることがあります。
しかし、石膏ボードはその素材の特性上、床材として使用するにはいくつかの注意点があります。
今回は、石膏ボードを床に使うことの是非について、その材質の特性とリスクを解説します。石膏ボードは床材に使える?
衝撃に弱く割れやすい
石膏ボードは、主成分である石膏の結晶水が熱を吸収する性質を利用した建材です。
しかし、その構造は比較的脆く、強い衝撃が加わると割れたり欠けたりしやすいという弱点があります。
床は人の歩行や家具の設置など、常に荷重や衝撃がかかる場所です。
石膏ボードを床材として使用した場合、歩くだけでもひびが入ったり、重いものを置くと凹んだりする可能性があります。湿気に弱く変質しやすい
石膏ボードは水分を吸収しやすく、湿気に弱い性質を持っています。
湿度の高い環境や水濡れ、結露などによって、表面が剥がれたり、強度が低下したり、カビが発生したりする原因となります。
特に床下からの湿気の影響も受けやすいため、一度濡れると劣化が進み、元の状態に戻すことが難しくなる場合があります。床材としての使用は推奨されない
上記のように、石膏ボードは衝撃や湿気に弱いという、床材として求められる強度や耐久性を満たしていないのが現状です。
そのため、床材に求められる構造基準や性能基準を満たすことが難しく、専門家の間でも床材や下地材としての使用は推奨されていません。
床としての機能を果たすには、材質の特性上、不向きと言えるでしょう。石膏ボードを床に敷くリスクとは
破損による床の不安定化
万が一、石膏ボードを床材として使用し、それが破損した場合、床全体の安定性が損なわれる可能性があります。
割れた石膏ボードの上では、その上に張られたフローリング材などが浮いたり、ひび割れたりする原因となり、歩行時に沈み込む、異音がするなど、不快な状況を招く恐れがあります。水濡れによる劣化と張り替え
石膏ボードは水分を吸収しやすく、強度が著しく低下し、形状も変化しやすいため、水濡れや湿気による劣化は深刻な問題となります。
キッチンや洗面所などの水回りはもちろん、床下からの湿気によっても劣化が進み、結果として床材全体の張り替えが必要になるケースが考えられます。
これは、当初の想定以上の費用と手間が発生するリスクにつながります。代替となる木質ボードの検討
床材として使用するには、石膏ボードよりも適した素材があります。
例えば、構造用合板などの木質ボードは、石膏ボードに比べて強度や耐水性に優れており、床下地材として一般的に使用されています。
これらの木質ボードは、床としての十分な強度を確保し、建材本来の機能を発揮するため、より安全で信頼性の高い選択肢となります。まとめ
石膏ボードは、その特性上、床材として使用するには衝撃や湿気に弱く、推奨される素材ではありません。
床に敷いた場合、破損による不安定化や、水濡れによる深刻な劣化、さらには床材全体の張り替えといったリスクが伴います。
床としての機能を安全かつ確実に果たすためには、石膏ボードではなく、構造用合板などの木質ボードのような、床材に適した素材を選ぶことが重要です。
建材の特性を理解し、適切な素材選びを心がけましょう。当社は、憧れの建築家住宅を、ハウスメーカーよりコストを抑えながら実現する家づくりを行っています。
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